ニュース 電子 作成日:2016年8月5日_記事番号:T00065657
新興通信キャリア、台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)は4日、フィンランドの通信設備大手、ノキアと第5世代移動通信システム(5G)に関する提携覚書(MOU)を交わしたと発表した。来年に5G実験室および実験ネットワークを稼働させる計画だ。5日付工商時報が報じた。
台湾スターの朱暁幸・行銷副総経理は、「台湾の4Gユーザー数は1,500万件と3Gユーザーを超え、正式に『ポスト4G時代』を迎えている」と指摘。5G時代に向けた展開を加速すると強調した。
また頼弦五総経理は、「ナローバンドこそ5Gの王道」と語っており、低速な通信回線を利用したモノのインターネット(ナローバンドIoT)技術でノキアと協力を進め、来年にも正式に商業化を実現したい考えだ。これにより台湾スターは台湾で初めてナローバンドIoTサービスを提供する通信キャリアとなる。
このほか台湾スターは同日、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)、和碩聯合科技(ペガトロン)、聯華電子(UMC)などによって結成されたIoT関連の非営利団体、「アジアIoTアライアンス(AIoTA)」に加盟すると発表した。
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