ニュース 建設 作成日:2016年8月5日_記事番号:T00065663
住宅専門誌「住展雑誌」が4日発表した7月の住宅景気指数は32.3ポイントで前月比0.6ポイント上昇し、景気信号は黃青(景気後退傾向)に転じた。青(景気後退)が続く中、4月に続き今年2回目の黄青だ。住展雑誌は、北部住宅市場の回復の兆しを示していると指摘した。5日付工商時報が報じた。
住宅景気指数を構成する6項目のうち、▽完成済物件の発売、4.16ポイント(前月比0.28ポイント上昇)▽広告量、4.79ポイント(0.31ポイント上昇)▽見学者数、6.53ポイント(0.38ポイント上昇)──が上昇した。▽価格交渉、4.78ポイント▽成約件数、5.16ポイント──は横ばいで、前売り物件の発売は7.26ポイントで0.36ポイント下落した。
何世昌・住展雑誌企画研究室経理は、台北市は値下げ幅が不十分で、買い手が付いていないと分析した。一方、値下げ幅が大きい新北市板橋区、淡水区、桃園市中壢区の市況は良いと指摘した。また、住宅など大きな買い物は縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(今年は8月3~31日)が明けてから発売する物件が多いと説明した。
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