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飲料店などのビニール袋、年内に有料化へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年8月5日_記事番号:T00065665

飲料店などのビニール袋、年内に有料化へ

 行政院環境保護署(環保署)は、年内にも台湾全土の持ち帰り飲料スタンドや薬局など6万5,000店に対し、無料でのビニール袋提供を禁止し、一律5台湾元(約16円)の料金を課す方針を決めた。また、ビニール袋製造業者に一定量の再生原料を使用することも求める。5日付蘋果日報が報じた。

 今回対象が拡大するのは▽飲料店▽薬局▽医療器材販売店▽3C(コンピュータ、通信、家電)製品販売店▽文具店・書店▽クリーニング店──。

 環保署は2002年にコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどに対し、ビニール袋の有料化政策を導入し、その結果、ビニール袋の年間消費量が30億枚から14億枚へと半分以下に減少した。業者が無料でビニール袋を提供した場合、「廃棄物清理法」(廃棄物処理法)に基づき600~1,200元の罰金が科される。