ニュース 運輸 作成日:2016年8月5日_記事番号:T00065669
国連専門機関、国際民間航空機関(ICAO)の3年に一度の総会が今年9月末よりカナダ・モントリオールで開かれる。台湾は既に参加意欲を伝える書状を提出したものの、今回は中国の拒否によって実現しない可能性が極めて高い。5日付中国時報などが報じた。
邱垂正・行政院大陸委員会(陸委会)報道官は4日、台湾の参加は中国大陸と協議する必要があるとの認識を示した上で、「交渉によって解決できる問題だ」と話し、中国側が善意を示すことを期待した。
これに対し、国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は「台湾当局は今に至るも1992年の共通認識(92共識)を認めていない。一つの中国の原則の政治的基礎を確認してこそ、両岸(中台)は台湾の国際組織への参加問題について話し合える」と述べ、蔡英文総統が92共識の受け入れに拒否姿勢を示した現状では対話すら困難との認識を示した。
台湾は前回2013年のICAO総会では「特別ゲスト」として招かれ、1971年の国連脱退以来42年ぶりの参加を果たした。
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