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新竹生医園区の医学センター、計画取り消し


ニュース 公益 作成日:2008年4月3日_記事番号:T00006567

新竹生医園区の医学センター、計画取り消し

 
 先月供用開始の式典が行われた新竹生物医学園区で、台大医院に設立を委託していた医学センターの計画が取り消しになったことが、陳建仁行政院国家科学委員会(国科会)主任委員が立法院で行った答弁で明らかになった。3日付経済日報が報じた。

 陳主任委員によると、台大医院は当初500床の医学センター設置を計画していたが、設立に100億台湾元(約340億円)、毎年の運営に20億元の経費がかかるという試算がまとまり、黒字化は難しいと判断した。現段階では他の機関、病院などによる医学センターの代替設置計画はない。

 陳主任委員はまた、台大医院が当初提出した計画書は内容がわずか12行とずさんで、国科会は認めていなかったことも明らかにした。

 新竹生物医学園区は面積38ヘクタールで、現段階で宇昌生技(タイメド・バイオロジクス)および6社のバイオテクノロジー関連企業が進出意欲を示しているが、まだ申請書は提出されていないという。