ニュース 運輸 作成日:2016年8月5日_記事番号:T00065671
中国人観光客を中心に26人が死亡した観光バス炎上事故をきっかけとして、観光バスの安全対策強化が課題となる中、賀陳旦交通部長は4日、22項目の対策を明らかにした。5日付工商時報が伝えた。
賀交通部長は、10月末までに観光バス移動情報システム設置計画を完成させ、来年上半期には基本構造を完成させたいと語った(4日=中央社)
内訳は即時改善措置が6項目、短期的改善措置が10項目、中長期改善措置が6項目。即時改善措置には▽路上取り締まりの強化▽飲酒運転の防止▽優良業者の観光バスの優先利用奨励▽中国人観光客を分散させ、深みがある観光ツアーの開発を奨励▽ツアー客の避難訓練実施▽重大事件発生時の通報システム強化──が含まれている。
このほか、来年初めから大型バスには開閉可能な窓を最低3カ所設けることを義務付け、1年以内に観光バスの抽出検査比率を10%から25%に高める。
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