ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

合世生医、電子血圧計を対日輸出へ


ニュース その他製造 作成日:2008年4月3日_記事番号:T00006568

合世生医、電子血圧計を対日輸出へ

 
 合世生医科技(ヘルス&ライフ)はこのほど、電子血圧計の対日輸出に向けた工場実地検査を受け、日本の厚生労働省の審査スピードからみて、6月までに合格する見通しとなった。3日付工商時報が伝えた。

 同社はまた、中国でも電子血圧計の販売を強化しており、昨年の太原、ハルビン、大連、上海、広州に続き、6月までに2カ所に販売拠点を設ける計画だ。

 一方、骨に埋め込む医療器材の製造を手がける聯合骨科器材(ユナイテッド・オーソペディック)は、昨年10~12月期から小規模の生産を開始し、3月から増産に踏み切った。生産拠点は台湾と中国・西安で、西安工場は台湾の6倍の規模だが、中国国内での販売許可が下りていないため、輸出用の生産しかできず、損失を計上している状況だという。

 医療機器業界では、生技新薬(バイオ新薬)産業発展条例の制定を受けた優遇策の詳細に注目が集まっているが、政権交代期と重なったため、発表時期は当初予定の4月末から5月の馬英九新政権発足後にずれ込む見通しとなっている。