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工作機械受注、4〜6月期も好調


ニュース 機械 作成日:2008年4月3日_記事番号:T00006569

工作機械受注、4〜6月期も好調

 
 東台精機、亜崴機電、程泰機械(グッドウェイ・マシン)、福裕実業など台湾の主要工作機械メーカーは、軒並み3~9カ月分の受注を確保しており、4~6月期も好調な業績を維持しそうだ。3日付工商時報が伝えた。

 このうち、亜崴機電は、先月発売した多数の新製品がイタリア、米国、中国、トルコなどで人気を集め、受注残高が年間目標の70%に相当する27億台湾元(約91億円)に達した。

 東台精機は1~2月の売上高が前年同期を62%上回ったほか、3月も6億元以上の受注を記録し、受注残高は前年同期を79%も上回った。東欧、ロシアからの受注が好調なほか、プリント基板穴あけ加工機の1~3月の受注台数が前年同期の2倍近い140台に達した。

 程泰機械が開発した複合機は、従来型の旋盤に比べ価格が1.5倍から2倍と高価だが、加工効率の高さが評価され、英国、ロシア、ドイツなどへの出荷が増えた。受注残高も3カ月分に達する。

 福裕実業も3カ月分の受注を確保しており、政権交代による景気回復で内需に期待している。