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無線LANの雷凌、世界シェア3割目標


ニュース 電子 作成日:2008年4月3日_記事番号:T00006571

無線LANの雷凌、世界シェア3割目標

 
 未公開株取引市場(興櫃市場)で取引価格の最も高いIC設計メーカーである雷凌科技(ラリンク・テクノロジー)は上場直前の2日の業績説明会で、3~5年後に無線LANチップの世界市場で3割のシェアを占め、売上高100億台湾元(約340億円)の世界3大メーカーに成長するという目標を提示した。3日付経済日報が報じた。

 雷凌は2001年11月にされた台湾最大の無線LAN統合型コントロールチップメーカーで、昨年の売上高は前年比38.69%増の38億4,500万元。純利益は前年比69.2%増の11億6,300万元だった。

 域内で初めて802.11n規格製品を発表しており、今年1~2月に同製品が売上高全体に占めた割合は30%に上った。また、6月段階では50%に達すると予想している。

 802.11n以外には802.11a/b/gのMiniPCI、PCIe、USBおよびAPSoCなどの製品があり、デスクトップ型やノートブック型パソコンの外付または内蔵の無線LANシステムに応用される。既にインテルやアセロス・コミュニケーションズと並ぶ、無線LANチップの世界4大供給メーカーとなっている。