クレジットカード大手のビザ・インターナショナルが行った台湾人の性別・年齢別の海旅行支出額に関する調査によると、１回の海外旅行で使う金額は40～49歳の男性が３万4,006台湾元（約11万1,000円、前年比8.01％増）で最も大きかった。前年比上昇幅が最も大きかったのは20代女性の12.27％（３万1,228元）で、消費意欲の高まりがうかがえる。９日付工商時報が報じた。
１回の海外旅行での支出額は以下、大きい順に▽40代女性、３万2,975元（前年比4.05％減）▽30代男性、３万2,095元（0.65％増）▽30代女性、３万2,006元（２％減）──だった。20歳代男性の支出額は３万562元（5.88％増）で、同年代の女性を下回った。ある銀行主管は、30代で男女の支出額の大きさが逆転し、40代で男女の差が開くことから、結婚後に男性が支払い役となる傾向が読み取れると分析した。
同調査はビザが今年１月、2015年に海外に旅行した20～49歳の台湾人1,000人を対象に行った。
