ニュース 電子 作成日:2016年8月10日_記事番号:T00065740
華碩電脳(ASUS)が9日発表した7月の連結売上高は333億4,100万台湾元(約1,100億円)で、前月比21.3%減、前年同月比3.5%減だった。タブレット端末の戦略的な販売市場縮小が響いた。10日付経済日報が報じた。
呉長栄ASUS財務長は、ノートパソコンの出荷台数は安定していたものの、タブレット端末分野で、経済規模が小さかったり利益が限定的な市場からの段階的な撤退を進めているためと説明した。また、スマートフォン新機種「ZenFone3」は、7月に発売したのは台湾のみで、売上高への貢献は小さかったと指摘した。
8~9月はZenFone3が中国や東南アジアで発売されるほか、ノートPC「ZenBook3」が発売予定で増収が期待できる。ただ、同社は第3四半期見通しに依然慎重だ。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受け、同社売上高の20%以上を占める欧州市場で、ポンドとユーロの大幅下落により為替差損が膨らむ恐れがあり、消費者マインドも悪化するとみられるためだ。
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