ニュース 電子 作成日:2016年8月10日_記事番号:T00065741
宏達国際電子(HTC)は9日、中国の電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団(アリババ・グループ)のクラウドサービス「阿里雲」を展開する阿里雲計算と、クラウドコンピューティングとバーチャルリアリティー(VR)技術に関する新たなソリューションの研究に関する戦略提携を結ぶと発表した。提携を通じ消費者に低コストなVR体験を提供することで、関連産業の発展を目指す。10日付工商時報が報じた。
報道によると、HTCは阿里雲のクラウド技術と演算能力を基にVR対応の映画制作、中継放送、コンテンツ共有などの機能の提供に必要な帯域幅の分配、データ処理・転送を実現したい考えとされる。一方、阿里雲はHTCのVRシステム「HTC Vive」対応コンテンツが購入できるオンラインマーケットプレイス「Viveport」にクラウドサービスを提供する方針だ。
なおアリババは先月、VR技術を利用したショッピングプラットフォーム「Buy+」を発表。会場のデモンストレーションにはViveが使用された。今回の提携はHTCにとって同製品の中国市場での販売にも貢献しそうだ。
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