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モバイル・インターネット商品、来月から発売相次ぐ


ニュース 電子 作成日:2008年4月3日_記事番号:T00006581

モバイル・インターネット商品、来月から発売相次ぐ

 
 華碩電脳(ASUS)、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)、佳世達科技(Qisda)、環隆電気(USI)など台湾のパソコン各社は、5月から6月にかけ、モバイル・インターネット・デバイス(MID)を相次いで発売する。MIDは今後爆発的な需要拡大が予想され、台湾企業の成長をけん引することになりそうだ。3日付経済日報が伝えた。

 MIDは携帯電話とポケットPCの機能を併せ持つ新たな商品分野で、さまざまなワイヤレスネットワークに接続可能なのが特徴。米インテルが低消費電力プロセッサー「Atom」を発売したことも商品開発の追い風となった。

 華碩ノートパソコン部門の陳志雄総経理は2日、「MIDは期待が大きい製品で、世界のハイテク業界に新たな成長力をもたらす」と指摘した上で、同社が発売を計画しているMID関連商品は、先ごろ華碩本体から分離したグループ企業の和碩聯合科技(ペガトロン・テクノロジー)が受託生産を行うとした。

 市場調査会社ABIリサーチは、MIDの合理的価格は500米ドル以下で、2010年には285米ドルまで価格が下落し、市場規模が年間9,000万台にまで拡大すると予測した。