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キャセイ航空、広州に「直航」


ニュース 運輸 作成日:2008年4月7日_記事番号:T00006587

キャセイ航空、広州に「直航」


 6日午前6時25分桃園国際空港発香港行きキャセイパシフィック航空CX463便が、香港国際空港での濃霧発生により、行き先を変更し9時41分、中国広州の白雲国際空港に臨時着陸した。台湾~香港線の航空便に異常が発生した場合は高雄国際空港かあるいはマカオ国際空港への変更が通例となっており、馬英九氏が当選して中台「直航便」が早くも実現したと話題となった。7日付中央社などが報じた。

 キャセイパシフィック航空の侯恩錫台湾区広報部副理は、広州への行き先変更は、気象の要因に加え燃料不足により台湾に引き返すことができないため決定したもので、政治的な要素は一切ないと語った。なぜ行き先を距離の短いマカオにしなかったかについて侯副理は、混雑を理由に挙げた。

 CX463便は広州で給油を済ませた後、再び香港に向けて離陸するまで7時間待機することになった。このため乗組員の勤務が時間超過となり、キャセイ航空が急きょ派遣した交代要員の到着を待って出発した。結局同便が香港に着いたのは約11時間遅れの午後7時15分だった。