ニュース 電子 作成日:2016年8月17日_記事番号:T00065870
アップルが9月に発表するとされるスマートフォン次世代機種、iPhone7の利益率確保のため、サプライヤーに調達価格の引き下げを要求したとされる問題について17日付電子時報は、台湾の主要な組み立てメーカーや部品サプライヤーが引き下げを拒否する姿勢を示していると報じた。アップルの調達担当者は頭を悩ませているもようだ。
組み立てメーカーによると、アップルは既に2018年に発売する新機種で大幅なモデルチェンジを行うと表明しているため、iPhone7は在庫が積み上がるリスクが高い。このため値下げ要求に対してサプライヤーは不満を強めており、大規模な受注の回避を検討するメーカーも出ているという。
またある部品メーカーは、これまでもアップルからは四半期ごとに値下げ要求があったが、iPhoneの出荷量が増加を続け、世界シェアも高止まりしていたため応じてきたと説明。しかし現在、iPhone向け受注量は減少に転じている上、リスクの高いiPhone7向けの供給に、品質や良品率の異なる中国メーカーと同水準の価格を要求されることに台湾メーカーは反発を強めていると指摘した。
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