ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年8月17日_記事番号:T00065873
財政部関務署は16日、中国、韓国など6カ国・地域から輸入する亜鉛めっきと炭素鋼板に対し、22日から臨時アンチダンピング(AD、不当廉売)関税8.66~80.5%を課すと決定した。今年2月に中国鋼鉄(CSC)など台湾6社から調査の要請があった。早ければ来年1月末にも最終決定を下す。17日付工商時報が報じた。
亜鉛めっき鋼板の臨時AD関税は、中国の宝山鋼鉄(バオスチール)は対象外とし、▽中国、25.42~68.33%(輸入市場シェア67.3%)▽韓国、70.25%(シェア7.8%) ──。炭素鋼板は▽韓国、8.66~80.5%(シェア34.2%)▽中国、40.29~59.73%(シェア20.5%)▽インドネシア、46.84%(シェア11.3%)▽ブラジル、31.1%(シェア5.4%)▽インド、25.85%(シェア5.1%)▽ウクライナ、26.57%(シェア4.2%)──。
関務署の統計によると、6カ国の昨年の亜鉛めっきの輸入額は57億5,000万台湾元(約180億円)で、炭素鋼板は58億元だった。
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