ニュース その他製造 作成日:2016年8月17日_記事番号:T00065878
製靴最大手、宝成国際集団(PCG)がナイキから生産委託を受けた復刻版のバスケットシューズの写真を量産前にインターネット上に流出させたとして、法務部調査局台中市調査処は16日までに、下請け会社の従業員を取り調べ、営業秘密法違反の疑いで彰化地方法院検察署に身柄を送致した。容疑者は保釈金5万台湾元(約16万円)で保釈された。17日付自由時報が伝えた。
流出写真を基に模造品が製造された場合、宝成には4,000万米ドル以上の損失となる(16日=中央社)
問題となったのは、ナイキが宝成に生産を委託したバスケットシューズ「KOBE(コービー)」の第4~第7世代の復刻版商品。流出した写真は海外のインターネットサイトに掲載され、閲覧やコメントができる状態になっていた。宝成は社内調査に基づき、容疑者を調査局に告訴した。
調査局が容疑者の携帯電話を押収し、削除されたデータを復元した結果、問題の写真は宝成が下請け会社に送付したものであることが分かった。
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