ニュース 運輸 作成日:2016年8月17日_記事番号:T00065881
中華航空(チャイナエアライン)は第2四半期、1億7,000万台湾元(約5億5,000万円)の純損失を計上、7四半期ぶりに赤字に転落した。6月に起きた客室乗務員によるストライキにより売上高が2億8,000万元減少、為替差損2億1,700万元も響いた。同期の売上高は338億3,500万元で、前年同期比5%減。17日付自由時報が報じた。
証券会社は、繁忙期に入り原油価格も安定しているため第3、第4四半期は業績が上向き、通年売上高は1,403億4,200万元、純利益は38億3,800万元と予測している。
ただ、中華航空はストで提示された▽ステイ費(滞在費)を1時間当たり3米ドルから5米ドルに引き上げる▽労働基準法に従い、国定休日の出勤は給与を倍額支給──などの要求を受け入れることから支出が毎年5億5,000万元増える計算だ。さらに地上勤務職員の給料の改善により2億~3億元のコスト増となる見通しで、証券会社は、これらが今後の利益にのしかかると語った。
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