ニュース その他分野 作成日:2016年8月18日_記事番号:T00065908
経済部工業局は17日、工業区における資源リサイクルの促進範囲を現在の22カ所から今後4年で台湾全土に拡大していく方針を明らかにした。資源リサイクル量を現在の4割増の年間533万トンとするのが目標だ。18日付経済日報が伝えた。
蔡英文政権は「循環型経済」を政策の優先課題の一つに掲げている。行政院環境保護署(環保署)の統計によると、毎年発生する工業廃棄物約1,700万トンのうち、十数年前にはリサイクル量が1,000万トンに満たなかったが、最近は1,400万トンに達し再利用率は80%に達している。資源リサイクル産業の生産額は年間678億台湾元(約2,160億円)に達した。
工業局の游振偉主任秘書は「産業の生産コスト削減と原材料確保リスクを低下させるため、これまで捨てられていたごみをリサイクルして資源化する必要がある」と述べた。また、二酸化炭素の排出量や化石燃料の使用を削減すれば、生産コストの低減と経済効果の上積みが望めるとした。
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