ニュース その他分野 作成日:2016年8月19日_記事番号:T00065936
行政院は18日、2017年度中央政府総予算案を閣議決定し、林全行政院長が記者会見で説明を行った。景気刺激策として、公共事業費を3.7%増額し、過去5年で最高の2,026億元とした。また、科学技術費を4%増額し、過去最高の1,062億元とした。同時に国営事業による投資も増やし、景気刺激の「3本の矢」としたい構えだ。19日付工商時報が報じた。
歳入は前年比1.3%増の1兆8,457億台湾元(約5兆9,000億円)、歳出は1.1%増の1兆9,980億元で、1,523億元の赤字予算となる。赤字幅は前年度を13億元下回った。また、起債額は2,263億元で、前年比3億元圧縮した。
林行政院長は予算案の特色として、▽健全財政の維持▽赤字削減▽政府債務の対GDP比削減──を挙げた。政府の累積債務が域内総生産(GDP)に占める割合は33.9%で、前年度を0.2ポイント下回り、過去6年で最低となった。
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