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バイク大手、コスト上昇で値上げへ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年4月7日_記事番号:T00006600

バイク大手、コスト上昇で値上げへ


 光陽工業(KYMCO)、三陽工業、台湾山葉機車のバイク大手3社は、鋼材・アルミ価格が10%以上上昇したことなどを受け、5月に販売価格を1,500~2,000台湾元(約5,000~6,600円)引き上げる方針を固めたもようだ。4日付工商時報が伝えた。

 業界関係者によると、値上げは行政院環境保護署による廃車処理費の引き上げも要因。ただ、販売競争が激しいため、小売店での実際の値上げ幅は1,000元以下となる可能性が高い。

 一方、原油高で通勤に自動車ではなくバイクを利用する人が増えた結果、バイク新規登録台数は2月まで5カ月連続で増加した。しかし、交通部の最新統計によると、3月の新規登録台数は前年同月比10.63%減の4,936台に落ち込んだ。1~3月累計では前年同期比0.49%減の17万308台だった。市場シェアでは、三陽工業が台湾山葉に代わり2位に浮上した。