ニュース 石油・化学 作成日:2016年8月24日_記事番号:T00066001
行政院環境保護署(環保署)は23日、近年環境への影響が懸念されているプラスチック微粒子「マイクロビーズ」について、2018年7月から製造と輸入を禁止し、19年からマイクロビーズを含む化粧品、パーソナルケア用品の販売を禁止する規制案を明らかにした。24日付工商時報が伝えた。
マイクロビーズとは、洗顔料、化粧品、工業用研磨剤などに使用されているビーズ状のプラスチック素材を指す。材質はポリエチレンやポリプロピレンで大きさは数ミクロンから数百ミクロンと目に見えないほど小さい。
マイクロビーズは水に浮き、しかも粒子が小さ過ぎて排水処理施設で除去できないため、そのまま川や海に流れ込み、環境汚染の原因となっている。
マイクロビーズに対する規制措置は、来年から規制を導入する米国、カナダに続くもので、アジアでは初となる見通しだ。
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