ニュース 食品 作成日:2016年8月24日_記事番号:T00066002
台湾比菲多食品が展開する「純萃喝」ブランドのミルクティーに対し、シンガポール当局がこのほどテアニンが検出されたとして売り場からの撤去を命じたことが明らかとなった。これについて台湾の衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は「わが国でテアニンは合法的な添加物であり、添加量に規制を加えているため、市民は懸念する必要はない」とコメントした。24日付自由時報が報じた。
一方、台湾比菲多も「テアニンの添加は台湾、日本、香港、韓国でも合法」と強調した上で、「シンガポール農食品獣医庁(AVA)の基準はあいまいで同物質はポジティブリストにもネガティブリストにも掲載されていない」と説明した。
なお同社によると、「純萃喝」ブランド商品のうちテアニンが添加されているのはミルクティーのみで、その他の商品には含まれていない。シンガポールではセブン-イレブンでのみ販売されており、現在、現地の代理業者を通じてAVAと販売再開に向けた協議を進めているという。
テアニンについて林口長庚紀念医院・臨床毒物科の顔宗海主任は、「味を調整するために添加されるもので、市販されている商品は基本的に安全」と指摘した。
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