ニュース 商業・サービス 作成日:2016年8月24日_記事番号:T00066004
経済部統計処が23日発表した小売業の7月売上高は3,445億台湾元(約1兆1,000億円)で前月比2.6%増、前年同月比2.8%増と、7カ月連続で前年同月比プラス成長だった。24日付工商時報などが報じた。
小売業のうち、コンビニエンスストアの売上高は前月比4.2%増、前年同月比6.2%増の276億元で、過去最高を更新した。中元節(旧暦7月15日、今年は8月17日)と中秋節(旧暦8月15日、今年は9月15日)関連の予約販売が好調だったほか、猛暑で涼を取る商品がよく売れた。百貨店の売上高は253億元で前月比9%増、前年同月比11.8%増え、スーパーマーケット、量販店も前年同月比2桁増加した。
卸売業の7月売上高は8,042億元で前月比0.2%減、前年同月比1.5%減だった。前年割れは18カ月連続。工事減少によるセメントや鉄筋など建築資材の需要減少や、価格上昇による貴金属の購買意欲低下が原因だ。
統計処は、卸売業の8月売上高は電子部品やIT(情報技術)製品の輸出増加が見込めるものの、国際原油価格や鉄鋼価格が低く、前年同月比1.5%減と予想した。
一方、飲食業の7月売上高は377億元で前月比4%増、前年同月比3.7%増だった。うちレストランは321億元で前月比4.6%増、前年同月比3.6%増だった。メニュー充実やキャンペーンで顧客を開拓した。飲料店は猛暑の影響で、前月比2.9%増、前年同月比6.4%増の42億元だった。
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