ニュース 金融 作成日:2016年8月24日_記事番号:T00066006
中央銀行(中銀)の23日発表によると、政府系銀行の▽台湾銀行▽台湾土地銀行▽合作金庫商業銀行▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)▽華南銀行──の7月の住宅ローン金利は1.695%と、過去6年で最低となった。昨年6月の1.983%から13カ月連続で下落し、下落幅は累計0.288ポイントに上った。24日付経済日報が報じた。
一方、5行の7月の住宅ローン新規契約は404億9,000万台湾元(約1,300億円)で前月比3.3%増、前年同月比14.5%増だった。中銀経済研究処の呉懿娟副処長は、家など大きな買い物は縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(2016年は8月3~31日)前に引き渡しが増えたと分析した。住宅ローン新規契約の増加だけで、住宅市場の景気回復と言えないとの見方だ。
不動産仲介大手、信義房屋の7月の信義房価指数(住宅価格指数)は、台北市が118.57ポイントで、前月比1.8%下落、前年同月比5.5%下落した。新北市は132.25ポイントで前月比0.2%上昇、前年同月比3.3%下落した。
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