ニュース 農林水産 作成日:2016年8月24日_記事番号:T00066009
カナダの化学肥料大手、アグリウムの子会社、ラブランド・プロダクツ(LPI)のブレント・スミス副社長は23日に来台し、植物の成長調節剤、成長剤を開発する正瀚生技(CHバイオテックR&D)と台湾の農業バイオテクノロジー産業との提携を進めることで協力すると発表した。台湾における農業バイオテクノロジーに関する研究成果を掘り起こして商品化し、約2兆5,000億台湾元(約8兆円)規模とされる米国市場での商機獲得につなげたい考えだ。24日付工商時報が報じた。
CHバイオテックの呉正邦董事長は、上半期の利益のうち約80%がアグリウムとの提携によるものとなっており、密接な関係を築いていることが今回の学術交流計画の立ち上げにつながったと説明した。一方、LPIのスミス副社長は、長年にわたり台湾に蓄積されてきた農業バイオ技術に関する学術成果の商品化を通じ、台湾産業のモデルチェンジに協力したいと語った。
なおCHバイオテックは9月、中部科学工業園区(中科)高等研究園区に計画する経営本部と研究開発(R&D)センターに着工する予定で、将来的に博士号、修士号取得者を100人ずつR&Dチームに招聘(しょうへい)する方針だ。
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