ニュース 公益 作成日:2016年8月24日_記事番号:T00066010
風力発電用部品大手、永冠能源科技(YGG)が台中港で約3,000万台湾元(約9,500万円)を投資し、台湾港務(TIPC)から用地を借り受け、新工場の建設を計画していることについて、台中市政府が観光地の高美湿地に近過ぎることを理由に審査を中断したことが分かった。24日付聯合報などが報じた。
YGGの新工場計画は、台中港に「風力発電機国産化産業専区」を整備しようという経済部工業局の構想に沿ったものだったが、台中市政府から待ったがかかった形となり、中央と地方の足並みがそろわない事態となった。
YGGの広報担当者は「事前に経済部工業局、経済部水利署、交通部、台中市政府農業局などと接触し、用地に他の用途がないことを確認した上で、資金調達を行った。こういう事態になるとは考えていなかった」と戸惑いを見せた。
台中市政府は代替案として、YGGの研究開発・組み立て・精密加工部門を台中港産業発展専業区に、鋳造・重加工部門を工業専業区(Ⅱ)にそれぞれ移転するよう申し入れている。市側は23日、YGGが同意すれば、すぐに契約可能だとの認識を示した。
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