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作成日：2008年4月7日_記事番号：T00006602
仁宝電脳、ＳＢＣの液晶テレビ受託生産へ
仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）は近く、米シンタックス・ブリリアン（ＳＢＣ）から液晶テレビ30万台の生産を受託する見通しとなった。家電大手の歌林（コリン）から部品を調達し、来月から出荷を開始する。３社の協力体制構築で生産コストの抑制を図る。７日付経済日報が伝えた。
仁宝電脳は具体的な受注量についてはコメントできないとしているが、同社の液晶テレビ受託生産台数は昨年20万台だったのに対し、今年は150万台を目標に掲げている。
ＳＢＣ側は先ごろウェブサイトで、仁宝電脳が中国江蘇省昆山でＳＢＣの液晶テレビの組み立て、検査などを行い、液晶パネルの安定調達を担当すると発表していた。
仁宝電脳の売り上げに占める液晶テレビ受託生産の割合は昨年５％だったが、今年は５～10％に伸びる見通しだ。液晶テレビの生産は中国で行っているが、ベトナム北部の新生産拠点に移転されるとみられる。
