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サムスン、擎泰に20%出資へ


ニュース 電子 作成日:2008年4月7日_記事番号:T00006609

サムスン、擎泰に20%出資へ


 サムスン電子が、台湾のNAND型フラッシュメモリ設計メーカー、擎泰科技(スカイメディ)への出資案を、5月中旬の株主総会で決議する見通しだ。出資比率は約20%となり、擎泰の董事会に役員を派遣して経営にも参加するという。NAND型フラッシュメモリ業界で新たな再編の動きとして注目を集めている。7日付電子時報が報じた。

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 サムスンの出資は、擎泰が第三者割当増資で発行する1万8,000株を買い取る形で行われる。出資額は報じられていない。サムスン電子が台湾のIC設計企業に出資するのは初めてだ。

 NAND型フラッシュメモリ業界は最近、米キングストン・テクノロジーによる群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)に対する出資や、韓国ハイニックスの減産など、再編が進んでいる。擎泰は現在、サムスンに50ナノメートル製造プロセスによるマイクロメモリSDカード制御チップを主に供給しており、第3四半期からはソリッドステートディスク(SSD)制御チップの出荷を予定している。7日付電子時報が伝えた。