ニュース 電子 作成日:2016年8月31日_記事番号:T00066131
サムスン電子が今月初めに発表したスマートフォン新機種「ギャラクシー・ノート7」は、赤外線LED(IR LED)を応用した虹彩認証機能を搭載したことで話題となったが、他のスマホブランドも同機能の将来性を好感しており、中台のLEDメーカーが第4四半期にも相次いで赤外線LEDのサンプル出荷を開始する見通しとなっている。31日付電子時報が報じた。
現在、虹彩認証向け赤外線LEDはドイツのオスラムが市場をほぼ独占しているが、中台のLEDメーカーは2017年には同製品の需要拡大が続くとみており、スマホおよびノートパソコン向け受注の獲得に積極的に取り組んでいる。
台湾のLEDメーカー関係者によると、「ノート7」が好調な予約状況を見せる中、モバイル決済の普及が急速に進む中国のスマホブランドも虹彩認証機能の導入を検討しているとされる。また、中国関連メーカーの赤外線LED技術も今後半年以内に大幅な進展を見せると予測されており、こうしたメーカーからスマホブランドへのサンプル出荷が相次ぐ見通しだ。
なお業界では、赤外線LED(センサー向けを除く)市場の今後5年間の年平均成長率は20%を超えると予測されている。
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