ニュース 医薬 作成日:2016年8月31日_記事番号:T00066132
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の抗体新薬会社、聯合生物製薬(ユナイテッド・バイオファーマ、聯生薬)の王長怡董事長はこのほど、同社が開発した抗エイズウイルス(HIV)新薬「UB-421」の第2相臨床試験で既存のHAART療法(俗称・カクテル療法)に代わる効果が実証されたと説明。今後、米食品医薬品局(FDA)に「ブレークスルー・セラピー(画期的な治療薬)」としての申請を行い、2017年から18年にかけてライセンスの海外授権を進め、19年に台湾で新薬認証を取得する方針だ。31日付工商時報が報じた。
世界で200億米ドル規模に上るとされる抗HIV薬市場において「UB-421」は大きな注目を集めており、聯生薬も参加した30日のバイオテクノロジー関連の投資フォーラムには証券会社関係者が多く詰めかけ、満席となった。
また、聯生薬の林淑菁執行董事によると、同新薬の臨床データは、HIV研究の世界的権威、アンソニー・S・フォーチ氏が所長を務める米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)の関心を集めており、今後、協力を進める可能性があるという。
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