ニュース 電子 作成日:2016年9月1日_記事番号:T00066153
発光ダイオード(LED)価格の下落に耐え切れず、中国のLEDメーカーが相次いで値上げを実施する中、台湾の業界大手、晶元光電(エピスター)と新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)は製品構成の改善を優先的に進めており、これが奏功する形で両社の第2四半期の在庫水準は過去2年で最低レベルまで低下した。1日付工商時報が報じた。
エピスターは現在、4元系LEDと青色LEDの生産ラインが満杯状態となっている。これにより第2四半期の在庫総額は前期比14.2%減、前年同期比34%減の49億9,300万台湾元(約160億円)まで低下した。
一方、ジェネシスは現在、生産能力をできる限りフリップチップとチップスケールパッケージ(CSP)製品に振り向けており、在庫水準に改善がみられる。
今後はテレビおよび電光掲示板バックライト向け需要の回復に伴い、値上げを実施できるかどうかが景気底打ちの目安になると証券会社はみている。
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