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蕭次期副総統、胡錦濤主席と単独会談へ


ニュース 政治 作成日:2008年4月8日_記事番号:T00006617

蕭次期副総統、胡錦濤主席と単独会談へ

 
 蕭万長次期副総統が、11日から中国海南省で開かれる「博鰲(はくごう)アジアフォーラム」年次総会に出席し、中国の胡錦濤国家主席と20分間にわたり単独会談する見通しであることが7日までに分かった。8日付聯合報が消息筋の話として伝えた。

 事実とすれば、胡主席との会談は「国格」をおとしめることにつながるとの懸念が台湾側にあることに配慮し、中国側が会談形式を各国首脳と同格とした格好だ。蕭次期副総統はあくまで民間人として出席するが、中国側が会談を重視していることをうかがわせる動きとしても注目される。

 蕭次期副総統は7日に博鰲フォーラム出席を正式発表した席上では、「現時点で誰と会談するか分からない」と述べ、胡主席との会談見通しに関する言及を避けていた。その上で、「両岸(中台)の経済貿易関係を正常化することが最も重要で、(その他の問題は)交渉ルートを通じて一つ一つ解決していくべきだ」と述べ、主権問題など政治的課題についての協議を避ける考えを強調した。