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観光・直航・両替問題、国民党が今月下旬に中国と協議か


ニュース その他分野 作成日:2008年4月8日_記事番号:T00006619

観光・直航・両替問題、国民党が今月下旬に中国と協議か

 
 国民党の江丙坤副主席は7日、党内シンクタンクおよび同党立法委員を集め、「中国からの観光客」、「直航便」、「人民元両替」の、中台間の経済・貿易課題3項目に関する法整備についての会議を開き協議を行った。

 会議の中で江副主席は、これら3項目については5月20日の政権交代までに関連法案をまとめるよう指示し、また中国共産党とのチャンネルを通じてコミュニケーションを図り、同問題に対する共通認識を築くことを決めた。8日付経済日報によると、江副主席は4月下旬に国民党の立法委員を率いて訪中し、同3項目について中国側と話し合うとみられる。

 会議では「中国からの観光客」について、1日当たりの人数を3,000人に引き上げ、現行20万台湾元(約67万円)の保証金も引き下げを目指すとした。また、「人民元両替」に関しては、現在が許可されている2万台湾元相当の人民元持ち込み額を引き上げることや、電信為替の処理などについて話し合われた。