ニュース 運輸 作成日:2016年9月2日_記事番号:T00066198
中華航空(チャイナエアライン)の何煖軒董事長は1日、傘下の格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)の累積損失が膨らんでおり、年末に撤退するか結論を出すと述べた。2日付蘋果日報が報じた。
就任2カ月の何董事長(中)は、第3四半期は良い業績を上げ、大規模ストライキの損失を取り戻すと語った(1日=中央社)
何董事長は、タイガーエア台湾について「救済できるなら救済するが、無理なら仕方ない」と語り、今後の展開についてはあらゆる可能性があるが、シンガポール航空と検討中のため多くは話せないとした。ただ、先方が拒否権を持っており、反対があれば、実行できない契約だと明かした。タイガーエア台湾は、中華航空グループが90%、シンガポール航空が10%出資している。
一方、何董事長は中華航空について、需要の低い路線は減便して、客室乗務員やパイロットを十分休ませ、需要の高い路線は増便していると説明。東南アジア路線は満席が多く、既に成果が出ていると話した。
中華航空は9月末に、欧州各地へ直航が可能なエアバスA350を納入する予定だ。来年半ばにロンドン線の運航を再開し、欧州路線の競争力を強化する計画だ。
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