ニュース 電子 作成日:2016年9月5日_記事番号:T00066205
粉飾決算の疑いが持たれているIC設計の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)は4日、2009年~16年第2四半期の財務報告を発表した。5日付自由時報などが報じた。
ファイソンは8月、粉飾決算の疑いで検察の捜査を受けた。実質的に経営を支配する曜成科技(旧聯東電子)、華威達科技、永馳集団との取引が財務報告に記載されていなかったためで、金融監督管理委員会(金管会)が1日、子会社3社との取引を連結に含め、財務報告を再作成するよう要求していた。
再作成された財務報告によると、13年の純利益は従来より12.52%増え35億6,800万台湾元(約120億円)に、14年は13.15%減り27億8,000万元で、他の年度は大きな変化はなかった。
ファイソンは今後、会計士の監査を受け、董事会の承認後、改めて財務報告を発表する。
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