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新日光、環球半導体に出資


ニュース その他製造 作成日:2008年4月8日_記事番号:T00006630

新日光、環球半導体に出資

 
 太陽電池メーカーの新日光能源(ネオソーラーパワー)は7日、台湾聚合化学品(USI)集団傘下で来年操業開始予定のポリシリコンメーカー、環球半導体(USC)に出資することを発表した。出資額は2,000万米ドル以下となる見通しだ。8日付工商時報が伝えた。

 環球半導体の初期段階の生産能力は3,000トンの計画で、新日光は垂直統合によって、安定した原料供給源を確保したい意向だ。新日光は昨年から、複数のサプライヤーと中長期の原料供給契約を結び、来年までの必要な原料は既に確保しているという。

 同社は昨年、純利益が5億4,800万台湾元(約18億5,000円)で、1株当たり利益は5.98元だった。7日の董事会では今年、生産能力の拡充資金の確保のため、1株当たりの配当金を、株式配当1.8元を含む2元とすることや、定款を改正し監査委員会を設けることを株主総会に提出することを決めた。