経済部統計処の統計によると、▽ネットショッピング▽ネットオークション▽テレビショッピング▽ダイレクトセリング──といった無店舗小売業の今年１～７月の売上高は1,304億台湾元（約4,200億円）で前年同期比6.88%増加した。経済部は、今年も通年で過去最高を更新すると予想している。11日付聯合報が報じた。
統計処によると、無店舗小売業のうちネットショッピングなど通信販売業の成長が著しく、今年１～７月は904億元と前年同期比8.4%増加した。同処は、第４世代移動通信システム（４Ｇ）ユーザーが増えている上、業者がモバイルアプリの開発を進めているため、通信販売業も今年の売上高が過去最高を更新すると予想した。
なお、昨年売上高は2,167億元と前年比5.32%の増加だった。通信販売で昨年最も買われた商品は家庭用器具で全体の24%を占め、他は▽衣類・アクセサリー、21.5%▽化粧品・清掃用品、13.5%▽ＩＴ（情報技術）製品、12.7％▽食品、12.1％──だった。
