ニュース 電子 作成日:2016年9月13日_記事番号:T00066387
中国の市場調査会社、群智諮詢(シグマインテル・コンサルティング)によると、サムスン電子とLGエレクトロニクスのテレビとテレビ用液晶パネルが、経営破綻した韓国の海運最大手、韓進海運の船舶に積載されたままとなっており、テレビブランドが納期を守るためパネル発注を追加している。友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)に緊急受注が舞い込んでいるようだ。13日付経済日報が報じた。
外電によると、韓進海運の船舶に積載されたままとなっているサムスンのテレビ、テレビ用パネルは2,440万米ドル相当。中国の市場調査会社、群智諮詢(シグマインテル・コンサルティング)は、韓進海運の積み荷問題は解決まで2~3カ月要するため、テレビブランドは需要期に間に合わせるために追加発注するしかないと分析した。
また、韓国・慶州付近で12日夜、マグニチュード5以上の地震が2回発生したことで、LGディスプレイ(LGD)第6世代工場の32~43インチ液晶パネル生産ラインへの影響が懸念されている。これにより、AUOとイノラックスの受注が拡大する可能性がある。
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