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ノートPC受託メーカー、Q3出荷見通しを上方修正【表】


ニュース 電子 作成日:2016年9月13日_記事番号:T00066389

ノートPC受託メーカー、Q3出荷見通しを上方修正【表】

 ノートパソコン受託生産メーカーが第3四半期の出荷見通しを前期比10~20%増へと、従来の5~10%増から引き上げたようだ。ノートPCブランドが中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休や欧米のクリスマスシーズンに向け、調達を増やしているためだ。13日付経済日報が報じた。

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 緯創資通(ウィストロン)は、例年の在庫積み増しは10月のため、今年は1~2カ月早いと指摘した。ただ、ノートPCブランドが上半期に調達を控えていたためで、ノートPC市場が好転したわけではないと説明した。市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)の統計によると、上半期の世界ノートPC出荷台数は7,418万台で前年同期比4%減だった。

 8月のノートPC出荷台数は、▽広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、400万台(前月比80万台増)▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、300万台(60万台増)▽ウィストロン、180万台(30万台増)▽英業達(インベンテック)、170万台(30万台増)──だった。

 業界関係者は、9月が今年の出荷のピークとなる見通しで、10月も強い需要が続けば、今年のノートPC市場の出荷台数は前年と同水準を維持できると予想した。