ニュース 電子 作成日:2016年9月13日_記事番号:T00066390
米ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、鴻海科技集団(フォックスコン)はベンチャーキャピタルの創新工場(シノベーション・ベンチャーズ)が立ち上げた3億米ドル規模のファンドに投資し、主要出資者となった。ビッグデータの有効活用を加速する考えとされる。13日付経済日報が報じた。
創新工場はグーグル元幹部の李開復氏が創業。鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は創新工場の創業株主で、李氏は鴻海の独立董事を務めている。鴻海による追加出資などで創新工場の運用資産規模は80億人民元(約1,200億円)に達する見通しだ。
李氏は、調達した資金は主に人工知能(AI)を手掛けるベンチャー企業に投資すると説明した。
郭董事長は以前、創新工場への出資はグループのソフト・ハードの統合に有益と説明し、▽情報▽技術▽資金▽エネルギー▽原材料▽製造工程──の6項目に関するビッグデータ分析をイノベーションの基礎とし、さらにハイテクサービス企業への転換を目指す上での指針にしたいとの考えを示していた。
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