ニュース 石油・化学 作成日:2016年9月13日_記事番号:T00066394
台湾中油(CPC)董事長に12日、陳金徳・前高雄市副市長(54)が就任した。これにより5月の民進党政権発足後、CPC、台湾電力(台電、TPC)、台湾糖業(台糖)、台湾自来水(台水)の政府系4大事業の全てで董事長の交替が完了した。13日付工商時報などが報じた。
楊偉甫経済部次長(中)は、陳董事長(右)はCPC高雄製油所と第5ナフサ分解プラント(通称五軽)閉鎖後の輸送管問題など、懸案解決に適任だと述べた(12日=中央社)
陳董事長は、高雄市が2014年の石化製品輸送管連続爆発事故後に制定した条例に基づいて、CPCが本社登記を同市に移転したことに関して、本社機能の移転についてはまず同社の経営状態を把握し、労働組合との協議を経てから決めたいと述べた。また、政府系企業の董事長としては初めて企業内労働組合に加入したいとの意向を示したが、組合側は内部で審議を経る必要があるとのみ答えた。
陳董事長は高雄市政府環境保護局(環保局)局長時代にCPCの環境問題を担当したこともある。就任式典には高雄市政府の陳菊市長も駆け付け、CPCの安全基準の順守に期待感を示すとともに、パートナーとして良い関係を築きたいと述べた。
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