ニュース 電子 作成日:2008年4月8日_記事番号:T00006640
EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手の鴻海集団、郭台銘董事長は7日、台北県土城工業区の同社総本部で馬英九次期総統と会談し、「鴻海は今後高雄軟体(ソフトウェア)園区に投資を行い、ベトナムへの輸出は高雄港を通じて行う」と域内への追加投資を明言した。8日付経済日報が報じた。
会談で馬次期総統は郭董事長に対し、鴻海が台湾での投資を拡大すること、土城の総本部を世界経営本部に格上げすること、郭董事長が先頭に立って公益活動に携わること、の3点の要望を行った。さらに域内投資に関して馬次期総統は、ハイテク産業界のトップとして率先して高雄軟体園区進出を果たし、北部のハイテクメーカーの南部進出を促してほしいという考えを伝えた。
これに対し郭董事長は、「当社はハードウェアからソフトウェア領域への進出を進めており、従来から南部への投資を検討していた。5月20日の政権交代までに何らかの方針が打ち出せるだろう」と前向きの姿勢を示した。さらに「高雄をアジアのデジタルコンテンツ・クリエイトセンターとする」という、馬次期総統の公約の実現に期待を示した。
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