ニュース 社会 作成日:2016年9月13日_記事番号:T00066410
新北市新店区のレストランを訪れたある家族が、食べ放題コースで約100種類もの料理を注文した揚げ句、大量に食べ残した後の食卓を隣のテーブルに座った客が写真に撮ってインターネット掲示板にアップロードしたところ、「食べ物の浪費だ」などと厳しい批判が殺到した。
11日午後6時ごろ、新店区の日本料理レストラン「長奇」を家族7人で訪れた近くに住む一家は、2時間制限の食べ放題コース(1人599台湾元)を選択。大食いぞろいだというこの一家は早速29種類の料理を注文した。しかし、時間制限があるにもかかわらず、料理が出てくるスピードが遅く、1時間半が過ぎてもテーブルには18種類しか届かなかった。
これに腹を立てた父親が店員に「なぜこんなに遅いんだ」と不満をぶつけた後、それまで出てきた料理の量が握り寿司1個ずつなど少なかったこともあって家族は大量の追加注文を行った。これに対し、店員は「注文量が多過ぎる」と告げ、話し合いの結果、時間制限をなくし、追加注文は70種類を7人分ずつ出すことに同意した。
しかしその後、次々と料理がテーブルに運ばれたものの、一家は全てを食べ切ることはできず、結局、ほとんど手を付けていない料理が大量に残される結果となった。
ネット上の批判を受けてこの一家は「途中でもう料理を出さないでくれと告げたにもかかわらず、どんどん出し続けた上、店員はにやけた表情を浮かべており、嫌がらせだった」と反論した。
一方、店側は「一家が来店した際、店内には100人以上の客で混み合っており、料理を出すのが比較的遅かったが、最初の注文は1時間以内に出した」と主張。追加注文についても「食べ切れない」と忠告したが、「黙って出せ」と言い返され、さらに会計の際に一家は「ふざけて頼んでやったよ」と吐き捨てるように言い、食べ残しの罰金、1人100元を支払って立ち去ったという。
このトラブルについてネット上では店側にも責任があるとの意見も見られたが、テーブルに山盛りとなった食べ残しの画像を見た多くのネットユーザーは「どんな状況だったとしてもこれはやり過ぎだ」と批判している。
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