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エイサーのノートPC、2シリーズ追加で差別化


ニュース 電子 作成日:2016年9月19日_記事番号:T00066441

エイサーのノートPC、2シリーズ追加で差別化

 宏碁(エイサー)は8月末以降、ノートパソコン・シリーズに従来のハイエンド製品「Aspire」と2in1製品の「Switch」に加え、新たなシリーズとして、超薄型軽量製品の「Swift」と360度開閉可能なコンバーチブル製品の「Spin」を相次いで発表。製品の線引きを明確化し、ラインアップをより充実させることで、縮小に向かうノートPC市場での生き残りを図る。19日付経済日報が報じた。

 またエイサーの高樹国・情報機器事業総経理は、バーチャルリアリティー(VR)事業について、リュック型VR対応PCなど周辺製品を来年、企業向けに発売するとの計画を明らかにした。スウェーデンのスターブリーズスタジオと共同開発したVR対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「StarVR」と組み合わせての販売を予定している。

 なおエイサーの創業者、施振栄(スタン・シー)名誉董事長は14日、同社が下半期中に健康医療産業に参入することを明らかにした。ICT(情報・通信に関連する技術の総称)と医療機器の統合、応用といった分野に注力する方針だ。

 また施氏はこの日、同社の次期董事長の人選について「来年6月に行われる役員改選で陳俊聖(ジェイソン・チェン)世界総裁兼執行長(CEO)が正式に引き継ぐことになる」と初めて明言した。