ニュース 電子 作成日:2016年9月20日_記事番号:T00066468
通信機器大手、正文科技(ジェムテック・テクノロジー)は19日、モノのインターネット(IoT)向け無線通信ソリューションを手掛ける群登科技(AcSIP)と共同で、システム・イン・パッケージ(SiP)の製造プロセスを採用した「LoRa+マイクロコントローラ(MCU)」ソリューションを開発したと発表した。同ソリューションを採用したモジュールの面積は13×11ミリメートルと、従来の18×18ミリから大幅に縮小。ウエアラブル(装着型)端末への応用に商機を見込む。20日付工商時報が報じた。
両社が開発したSiPは、セムテックの通信規格「LoRaWAN」向けチップとSTマイクロエレクトロニクスのMCUに加え、水晶振動子やRFスイッチなどをパッケージしたもので、LoRaネットワークの応用範囲と利便性を大幅に向上させるという。
ジェムテックは同ソリューションについて、ウエアラブル端末のほか、将来的には子供やペットの位置情報追跡、商品の追跡管理、高齢者の長期介護サービス、河川の水位観測、スマートメーターなど住宅管理、スマート型道路、スマートシティーといった分野への応用が期待できると指摘している。
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