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鉄鋼業界の台風14号被害、5千万元以上


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年9月20日_記事番号:T00066470

鉄鋼業界の台風14号被害、5千万元以上

 14日に台湾南西部沖を通過した猛烈な台風14号(アジア名・ムーランティ)による鉄鋼業界の被害は、総額5,000万台湾元(約1億6,000万円)以上とみられる。20日付工商時報が報じた。

 ステンレス大手、唐栄鉄工廠は19日、台風14号による生産設備の被害は3,955万元との試算を示した。一部鋼帯製品の浸水被害額は今後算出する。なお、圧延ラインは2日間停止したが、既に再稼働した。

 ねじ大手、春雨工廠は、高雄市の岡山工場、嘉興工場の建物の一部が破損したほか、製品や包装器材が損壊し、損失額は推定1,200万元と発表した。生産ラインは無事で、生産に大きな影響はないと説明した。

 中国鋼鉄(CSC)は、工場の屋根の一部が破損したが、設備や生産ラインは無事で、出荷に影響はないと説明した。