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蕭次期副総統主催の円卓会議、中国商務相が出席へ


ニュース 政治 作成日:2008年4月9日_記事番号:T00006648

蕭次期副総統主催の円卓会議、中国商務相が出席へ

 
 11日から中国海南省で開かれる「博鰲(はくごう)アジアフォーラム」年次総会で、蕭万長次期副総統が主催する「台湾経済と両岸経済貿易展望」と題する円卓会議が13日午後に開かれることになった。急きょ日程に追加されたもので、中国の陳徳銘商務相が出席するという。同会議では蕭次期副総統が提唱する両岸共同市場構想や経済貿易緊密化協定(CEPA)の締結可能性などが議題となる見通しだ。9日付経済日報が伝えた。

 蕭次期副総統は陳商務相が蘇州市共産党委書記を務めていた当時から親交があり、主催者を通じ、出席を打診したという。

 陳商務相は3月に開かれた全国人民代表大会(全人代)の期間中、中国本土と香港・マカオの間で結ばれているCEPAに言及し、「両岸(中台)が『一つの中国』という原則に立ち返るならば、同じ方式で共存共栄を図ることが可能だ」と述べるなど、蕭次期副総統の両岸共同市場構想と一脈通じる発言が注目されていた。

 一方、蕭次期副総統には、経済界から台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長、華新麗華の焦佑倫董事長、台湾水泥(台湾セメント)の辜成允董事長、蘇起・淡江大学教授(元行政院大陸委員会主任委員)らの同行が決まった。