ニュース 金融 作成日:2016年9月20日_記事番号:T00066480
日系投資会社の「百尺竿頭数位娯楽」によるオンラインゲーム開発大手、楽陞科技(XPECエンターテインメント)に対する株式公開買い付け(TOB)が不履行となった問題で、金融監督管理委員会(金管会)は19日、中国信託商業銀行(中信銀)に対し、TOB信託業務停止3カ月と罰金300万台湾元(約970万円)の処分を下した。20日付工商時報が伝えた。
金管会は処分理由について、「TOBに関する業務代行を受注しながら、内部管理制度がなく、顧客の実際の収益状況に対する慎重な評価を行わなかった」と説明した。
金管会はまた、中国信託証券(中信証券)に対しても財務プランニング・コンサルティング業務の3カ月停止処分を決めた。処分はいずれも10月1日から適用される。
金管会はさらに、中信銀が投資家の問い合わせに対し、TOBが履行されると回答したことを示す物証の提供を投資家に求めた。
金融持ち株会社、中国信託金融控股(中信金)は「監督機関による処分は遺憾だ。法律に基づき行政上の救済を求めることを慎重に検討していく」とコメントした。
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