ニュース 電子 作成日:2016年9月22日_記事番号:T00066518
グラフィックIC最大手、米エヌビディアの黄仁勲(ジェンスン・フアン)最高経営責任者(CEO)は21日、ディープラーニング(深層学習)技術を用いた人工知能(AI)向けスーパーコンピューター「DGX-1」の開発で、台湾の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が重要な戦略パートナーとなったと発言した。22日付工商時報が報じた。
黄CEOは「AIはコンピューティングに新たな時代を切り開く」と指摘し、AIの演算にはGPU(グラフィックスプロセッサー)が最も理想的なツールとなる」との見方を示した。その上で「クアンタはGPUを利用したディープラーニング用サーバーやスーパーコンピューターの開発における特別なパートナーとなっている」と語った。
なおエヌビディアは既にディープラーニング用に特化したGPU、「Pascal(パスカル)」を発売しており、台湾積体電路製造(TSMC)の16ナノメートル製造プロセスおよび先進パッケージング・テスティング(封止・検査)技術のCoWoS(Chip on Wafer on Substrate)を利用して生産を行っているほか、今後もAIの分野でクアンタ、緯創資通(ウィストロン)、鴻海精密工業、英業達(インベンテック)など台湾メーカーと協力して開発を進める考えを示した。
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